専門用語だらけのWebサービス、お客様に伝わっていますか?「翻訳型コピーライティング」で成約率を高める方法

「うちのサービス、説明が難しくて…」その悩み、共通の課題です
「CMS構築」「レスポンシブデザイン」「UI/UX最適化」
──Web制作の現場では当たり前のこれらの言葉も、クライアント企業の担当者にとっては「何のこと?」と感じる専門用語かもしれません。
実際、Web制作会社の多くが「サービス内容を正確に伝えたい」と考えるあまり、専門用語を多用した説明になってしまい、結果として見込み客に響かないという課題を抱えています。
特にWordPress制作のような技術的なサービスでは、この傾向が顕著です。
本記事では、難解なサービス内容を「お客様の言葉」に翻訳するコピーライティング手法を、具体例とともに解説します。
「翻訳型コピーライティング」がもたらす3つの効果
専門用語を顧客視点の言葉に置き換える「翻訳型コピーライティング」を実践すると、以下の効果が期待できます。
- 問い合わせ率の向上:顧客が「自分ごと」として理解できる
- 営業効率のアップ:初回商談での説明時間が大幅に短縮
- ブランド価値の向上:「わかりやすい会社」として信頼獲得
年間100件以上のWeb制作案件を手がける中で見えてきたのは、「技術力」と同じくらい「伝え方」が成約を左右するという事実です。
翻訳型コピーライティング、5つの実践ポイント
1. 専門用語の後ろに「つまり」を付ける
悪い例 「レスポンシブデザインに対応したWordPressサイトを構築します」
良い例 「レスポンシブデザイン、つまりスマホでもPCでも美しく表示されるWordPressサイトを構築します」
専門用語を使う場合は、必ずその直後に顧客にとっての価値を添えましょう。
これだけで理解度は飛躍的に向上します。
2. 機能説明を「お客様の課題解決」に置き換える
| 機能説明(NG) | 課題解決型(OK) |
|---|---|
| WordPress管理画面のカスタマイズ | 専門知識がなくても、社内で更新作業ができる仕組み |
| SEO内部対策の実装 | 検索エンジンで見つけてもらいやすいサイト設計 |
| マルチサイト機能の構築 | 複数の事業サイトを一元管理できる効率的な運用 |
お客様が本当に知りたいのは「何ができるか」ではなく「どんな悩みが解決するか」です。

3. 数字で具体性を持たせる
抽象的な表現は信頼感を損ないます。
可能な限り数値を示しましょう。
悪い例 「更新作業が簡単になります」
良い例 「従来30分かかっていたニュース更新が、たった5分で完了するようになります」
linedot designでは、納品時に実施する操作説明会を通じて、クライアントが実際に操作できるレベルまで丁寧にサポートしています。
この結果、約80%のクライアントが社内での更新作業を内製化できています。
4. ビフォー・アフターのストーリーを描く
人は変化のストーリーに強く反応します。
事例の構成
- Before:「更新の度に制作会社に依頼し、コストと時間がかかっていた」
- 課題:「社内にWeb担当者がおらず、専門知識もない」
- Solution:「直感的に操作できるWordPress管理画面をカスタマイズ」
- After:「月額保守費用を60%削減し、情報発信のスピードが3倍に」
このように具体的なストーリーで語ることで、読者は自社の未来を重ね合わせやすくなります。
5. 専門用語辞典を作成・共有する
社内で「翻訳辞典」を作成し、営業資料やWebサイトで統一した表現を使いましょう。
翻訳辞典の例
- CMS → 「お知らせや実績を、自分で簡単に更新できる仕組み」
- UI/UX → 「使いやすさと心地よさにこだわった設計」
- WordPress運用 → 「日々の情報発信を、スムーズに続けられる体制づくり」
こうした辞典は、チーム全体の認識を揃え、一貫したメッセージを顧客に届ける土台となります。
今日から始める翻訳型コピーライティング 3ステップ
ステップ1:現状のコピーを洗い出す(30分)
自社のWebサイトや営業資料から、専門用語を使っている箇所をリストアップします。
見落としがちなのが、サービス名や見出しです。
ステップ2:顧客インタビューを実施する(週1回×4週間)
既存クライアント3〜5社に「どんな言葉でサービスを理解したか」をヒアリングしましょう。
彼らの言葉こそが、最良の翻訳例です。
linedot designでは、週一回の定例ミーティングでクライアントとの対話を重視しています。
この密なコミュニケーションから、本当に響く言葉が見えてきます。
ステップ3:A/Bテストで効果測定(継続的に)
翻訳前と翻訳後のコピーで、問い合わせ率や資料請求率を比較します。
数値で効果を確認することで、チーム内の理解も深まります。
特にランディングページやコーポレートサイトのリニューアル時は、絶好のテスト機会です。

まとめ:「伝わる言葉」が、ビジネスを加速させる
翻訳型コピーライティングの本質は、**「顧客の立場で考え、顧客の言葉で語る」**こと。
専門性の高いサービスほど、この視点が成約率を大きく左右します。
5つの実践ポイント(おさらい)
- 専門用語には必ず「翻訳」を添える
- 機能ではなく課題解決を語る
- 具体的な数字で信頼性を高める
- ビフォー・アフターで変化を示す
- 社内で翻訳辞典を共有する
WordPress制作においても、「洗練されたデザイン」と「専門知識不要の簡単更新」という一見相反する要素を、顧客にわかりやすく伝えることが重要です。
技術力があっても、それが伝わらなければ選ばれません。
今日から「翻訳」を意識したコピーライティングを始めてみませんか?
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