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AI時代のWebサイト著作権チェックリスト|企業のリスク回避ガイド

2026.02.13(FRI)

はじめに:AI生成コンテンツ時代の著作権問題

AIツールの急速な普及により、Webサイト制作の現場は大きく変わりました。
ChatGPTやCopilotなどのAIが生成したテキストや画像を活用する企業が増える一方で、著作権に関するトラブルも増加しています。

実際、2024年現在、AI生成コンテンツと著作権侵害に関する相談件数は前年比で2倍以上に増加。
企業のWebサイトでもAIを活用する際に「これって本当に大丈夫?」という疑問が生じるケースが多くなっています。

せっかく制作したWebサイトが著作権侵害で訴訟に発展する…
そんなリスクから貴社のブランドを守るために、今から対策を講じることが重要です。

この記事を読むと分かること

このガイドでは、AI時代だからこそ必要になったWebサイト著作権チェックリストをご紹介します。
記事を最後までお読みいただければ、以下のことが実現できます:

  • AI生成コンテンツの著作権リスクを正確に理解できる
  • Webサイト制作時に見落としがちな著作権ポイントを把握できる
  • 企業サイトとして実装すべき著作権対策が明確になる
  • 制作会社やAIツール活用時のチェック項目が具体的に分かる

AI時代に知るべき著作権の基礎知識

そもそも「著作権」とは何か?

著作権とは、文章や画像、音楽などの創作物を作った人が自動的に得る権利のこと。
Webサイトであれば、ページ上の文章、写真、デザイン、ロゴなどが該当します。

重要なポイントは、著作権は登録しなくても自動的に発生するという点。
つまり、他社のサイトから画像をコピーした時点で、それは著作権侵害になる可能性があるということです。

AI生成コンテンツはどう扱うべき?

AIが生成したテキストや画像の著作権について、法的な立場はまだ完全には定まっていません。
ただし、重要な原則があります:

AIが学習元にした著作物の権利者の許可なく生成されたコンテンツは、法的リスクを含む可能性があるということ。
つまり、AIツールを使えば自動的に安心というわけではなく、むしろ慎重な確認が必要になったのです。

Webサイト著作権チェックリスト(5つのポイント)

✓ ポイント1:使用する画像・写真の出典確認

Webサイトに掲載する画像は著作権侵害の最大の落とし穴です。

チェック項目:

  • 無料素材サイト(Unsplash、Pixabayなど)の画像か確認
  • 有料ライセンス画像の場合、ライセンス契約内容を確認
  • クライアント支給の画像か、提供元に許可があるか確認
  • 人物写真が含まれる場合、肖像権の確認

チェック基準: 100%確認できない画像は使用しない。
疑問があれば、クライアントに確認を取ることが鉄則です。

✓ ポイント2:テキストコンテンツの引用ルール

ブログ記事や企業情報でよく発生するのがテキストの著作権侵害。
特にAIツールを使う場合は要注意です。

チェック項目:

  • 他社サイトから3文字以上の直接引用はないか
  • 引用する場合、出典元を明記しているか
  • 「」で引用部分を明確に区別しているか
  • AIが生成した文章でも、学習元に他社コンテンツが含まれていないか確認

チェック基準: 引用の場合は必ず出典を表示。
また、全体の10%以下に留めるのが業界スタンダードです。

✓ ポイント3:フォント・ロゴ・デザイン要素の確認

視覚的な要素も著作権保護の対象です。
Webサイトのデザイン制作時に見落としやすいポイントです。

チェック項目:

  • 使用フォントが商用利用に対応しているか確認
  • クライアント既存のロゴ以外に第三者のロゴが使われていないか
  • デザイン要素(アイコン、パターン)が商用ライセンスを持つか
  • テンプレートを使用する場合、改変・使用ルールの確認

チェック基準: 特にWebフォント、アイコンセット、デザインテンプレートは明示的なライセンス確認が必須です。

✓ ポイント4:AI生成コンテンツのリスク管理

AIツールはスピーディーに大量のコンテンツを生成できる反面、学習元の著作物が混在するリスクがあります。

チェック項目:

  • 生成されたテキストが既存の著作物と近似していないか確認
  • AI生成画像がどのデータセットから学習されたか把握
  • AIツール利用時の利用規約で著作権について確認
  • 生成コンテンツを使用する場合、その旨をクライアントに説明

チェック基準: AI生成コンテンツは「参考情報」として捉え、最終的には人間による確認と改変が必須です。

✓ ポイント5:制作会社・外部パートナーとの契約確認

Webサイト制作を外部発注する場合、著作権について契約書で明確にしておくことが不可欠です。

チェック項目:

  • 制作物の著作権帰属先がクライアント企業か制作会社か明記
  • 素材の著作権確認责任が誰にあるか明記
  • テンプレートやプラグインの再利用ルール確認
  • 納品後の修正対応時の著作権の扱い

チェック基準: 契約書に曖昧な表記があれば、事前に書面で確認する習慣をつけましょう。

すぐに実践できる著作権チェックステップ

STEP1:Webサイト制作前のリスク評価 制作開始前に、使用予定の素材やコンテンツタイプを洗い出し、各々の著作権ステータスを確認表に記録します。

STEP2:素材の出典管理表作成 使用する全ての画像、フォント、テンプレート、プラグインを一覧化。出典、ライセンス、利用期限を記録。

STEP3:AI生成コンテンツのレビュー体制構築 AI生成テキストは必ず人間が確認。既存の著作物との類似性チェックツール(無料のコピペチェッカーなど)を活用します。

STEP4:納品時の著作権チェック表の提出 制作会社から納品時に「著作権確認済みリスト」の提出を義務化。項目ごとに確認者のサインを入れます。

STEP5:半年ごとの定期確認 Webサイトの長期運用を視野に、コンテンツ追加や更新時に著作権チェックを習慣化します。

まとめ:AI時代だからこそ、著作権対策が競争力

AIツールは制作の効率化に大いに役立ちます。しかし「スピード = 安全」ではありません。
逆に、効率を重視するあまり著作権を軽視すると、企業ブランドに大きな傷がつく可能性もあります。

このチェックリストを実装することで、以下が実現できます:

  • 著作権トラブルのリスクが大幅に軽減される
  • 制作・運用プロセスが体系化され、ミスが減る
  • クライアント(または経営層)への信頼性が向上する
  • 長期的なWebサイト資産価値が高まる

特にコーポレートサイトやブランドサイトは、企業イメージを左右する重要な資産。
著作権対策をしっかり講じることが、質の高いWebサイト運用につながるのです。


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