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サイト導線を意識した「コンテンツマッピング」の作り方

2026.02.09(MON)

導入部分:読者の課題に共感する

せっかく制作したWebサイトなのに、訪問者がすぐに離脱してしまう。
検索で上位に表示されるようになったのに、お問い合わせが増えない。
こうした悩みを抱えている企業担当者は多いのではないでしょうか。

実は、これらの課題の根本原因は、サイト全体の「導線設計」にあることがほとんどです。
どれだけ素晴らしいコンテンツがあっても、訪問者が迷路のようなサイト内で目的のページにたどり着けなければ、成果には繋がりません。

そこで重要になるのが「コンテンツマッピング」という考え方です。
これは、ユーザーの行動フローを予測しながら、各ページの役割を整理し、最適なサイト構造を設計する手法。

適切に実施することで、訪問者をスムーズに目的地へ導き、コンバージョン率を向上させることができます。

課題解決の概要:記事を読むことで得られる解決策

この記事では、Webサイトの成果を最大化するための「コンテンツマッピング」の具体的な作り方をお伝えします。
導線設計の重要性から、実践的なステップまで、すべて解説します。

読み終えた後には、自社サイトに必要なコンテンツが何か、どのような構造で配置すべきかが明確に見えてくるはずです。

本文:コンテンツマッピングの具体的方法論

1. コンテンツマッピングとは?サイト導線の最適化を理解する

コンテンツマッピングは、一言でいえば「訪問者のジャーニーに沿ったページ構成の設計図」です。
従来のサイト制作では、「トップページ」「会社概要」「サービス紹介」といった枠組みで機械的にページを並べることが多くありました。

しかし、実際の訪問者は異なる入口からアクセスし、異なるニーズを持っています。
例えば、GoogleやYahooの検索結果から直接、「サービスの詳細ページ」に着陸するユーザーもいれば、SNS経由で「ブログ記事」にアクセスするユーザーもいます。
こうした多様な入口を想定した上で、各ページの役割を明確にし、つながりを設計することが、成果につながるコンテンツマッピングです。

導線設計の効果:訪問者の離脱率低減、滞在時間の増加、コンバージョン率の向上といった、サイト改善に直結する成果が期待できます。実際、linedot designが手がけたコーポレートサイトでは、導線最適化により問い合わせ数が平均35%向上した実例もあります。

2. ユーザーの行動フローを4段階で整理する

効果的なコンテンツマッピングを作るには、訪問者がどのように行動するかを理解する必要があります。
一般的なユーザーの行動は、以下の4段階に分けられます。

段階ユーザーの状態必要なコンテンツ
認知問題や欲求に気づき、情報を探索しているブログ記事、解説コンテンツ、SEO対策ページ
検討複数の選択肢を比較しているサービス比較表、導入事例、よくある質問
決定購入やお問い合わせを検討している料金表、実績紹介、お問い合わせフォーム
ロイヤルティ購入後、継続利用や推奨を検討しているサポート情報、ユーザーコミュニティ、アップセル提案

この4段階それぞれに、適切なコンテンツを配置することが、効果的なコンテンツマッピングの基本です。

3. コンテンツの役割を3つのタイプに分類する

すべてのページが同じ役割を果たしているわけではありません。
コンテンツを「ハブ」「ハブサテライト」「キラーページ」の3つに分類することで、構造が明確になります。

ハブページ:サイトの主要ナビゲーション役となるページです。
例えば「サービス一覧」「お役立ち情報」といった、複数のコンテンツへの入口になります。訪問者がここから関心のあるコンテンツに進むため、わかりやすい分類と導線が必須です。

ハブサテライト:ハブの下層に位置し、より詳しい情報を提供するページです。
「サービスA の詳細」「業界別の活用事例」といったコンテンツがこれに該当します。
特定の検索キーワードで流入し、興味深い情報を提供することで、訪問者を引き留める役割があります。

キラーページ:コンバージョン(お問い合わせ、購入など)を直接目指すページです。
「お問い合わせフォーム」や「サービス料金表」がこれに相当します。
導線の終点として、訪問者の行動を促す強力なCTA(行動喚起)が必要です。

4. ペルソナと検索意図を掛け合わせてコンテンツを企画する

効果的なコンテンツマッピングは、「誰に」「何を」届けるかの両面から検討することが重要です。

ペルソナ設定では、「経営層向け」「担当者向け」など、複数の人物像を描きます。
同じサイトでも、意思決定者と実装担当者では、必要な情報が異なります。
例えば、コーポレートサイト制作を検討する企業であれば、経営者は「ROI」や「ブランド価値」を重視し、担当者は「運用の簡単さ」や「技術仕様」を重視する傾向があります。

検索意図の分類では、ユーザーが検索エンジンで打ち込むキーワードから、その背景にある目的を推測します。
「WordPress制作会社 大阪」と検索するユーザーは、具体的な制作会社を探している(購買段階)ですが、「WordPress カスタマイズ 方法」と検索するユーザーは、まず情報収集をしている段階です。

この両者に対して異なるコンテンツを用意することで、各段階のユーザーを効率的にキャッチできます。

5. サイト構造の図解を作成し、チーム全体で共有する

最後に、設計したコンテンツマッピングを図解にまとめることが、実装の成功を左右します。

階層図やフローチャートを用いて、トップページから各ページへの導線を可視化することで、抜け漏れや重複がないかをチェックできます。
また、チーム内での認識を統一できるため、制作時の手戻りが減り、プロジェクト全体がスムーズに進みます。

linedot designでは、クライアント企業と週一回の定例ミーティングを通じて、このサイト構造を何度も検証し、最適な形に調整していきます。
完成度の高いコンテンツマッピングは、その後のWordPress運用を大きく左右する重要な資産となるのです。

実践ステップ:今からすぐに始められる3つのアクション

ステップ1:現在のサイトを「ユーザー視点」で分析する

まずは、現在のサイトにアクセスして、訪問者の立場で挙動を追ってみてください。

トップページからスタートして、「このサイトは何をしているのか」が5秒でわかるか、「お問い合わせフォーム」に到達するまでに何クリック必要か、などを記録します。
この作業だけで、現在のサイト構造の課題が見えてきます。

ステップ2:主要キーワードから逆算して必要なコンテンツを洗い出す

次に、検索エンジンで上位表示されたい「主要キーワード」を5~10個リストアップします。
例えば「WordPress制作」「コーポレートサイト 東京」など、自社ビジネスに関連するキーワードです。

その後、各キーワードに対応するコンテンツを企画します。
「WordPress制作」に対しては、「当社の制作実績」や「WordPress制作のメリット」といったページが必要、というように、具体的に落とし込みます。

ステップ3:ペルソナごとにユーザージャーニーマップを作成する

最後に、複数のペルソナ(例:経営者、マーケティング担当者、Web担当者)それぞれについて、認知から決定までの経路を描きます。

表計算ソフトやホワイトボードを使って、「どのコンテンツでこのペルソナに接触し、どのコンテンツで検討を促し、最終的にどのページで行動させるか」を整理することで、穴のない導線設計が実現します。

まとめと次のアクション

コンテンツマッピングは、単なるサイトの整理ではなく、訪問者を目的地へスムーズに導くための戦略的設計です。
ユーザーの行動フローを理解し、各段階に適切なコンテンツを配置することで、サイトの成果は劇的に向上します。

特にWordPressでのサイト構築・運用を検討している場合、設計段階でのコンテンツマッピングの精度が、その後の運用効率と成果を大きく左右します。
見栄えの良さだけでなく、「運用しやすさ」と「導線の最適性」を両立させることが、長期的な成功につながるのです。


WordPressサイトの制作や運用でお悩みでしたら、linedot design(ラインドットデザイン)にお気軽にご相談ください。
貴社のニーズに合わせた最適なWeb制作プランをご提案いたします。

お問い合わせはこちら:https://linedot-design.com/contact/

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