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制作現場で使われるWeb用語集:クライアントにも役立つ用語解説

2025.06.23(MON)

Web制作のやりとりで困ったことはありませんか?

Web制作を依頼する際、制作会社との打ち合わせで「CMS」「レスポンシブ」「SSL」などの専門用語が飛び交い、なんとなく理解したつもりでプロジェクトを進めてしまった経験はありませんか?

実際に、Web制作プロジェクトの約70%で「用語の理解不足によるコミュニケーションエラー」が発生しているという調査結果もあります。
これらの用語を正しく理解することで、制作会社との円滑なやりとりが可能になり、より理想に近いWebサイトを制作することができます。

この記事で解決できること

この記事では、Web制作の現場で頻繁に使われる重要な用語を、初心者の方にもわかりやすく解説します。
各用語の意味だけでなく、実際の制作現場でどのように使われるかも含めて説明するため、次回の制作会社との打ち合わせで自信を持って参加できるようになります。

【基本編】まず押さえておきたい5つの用語

1. CMS(Content Management System)

意味コンテンツ管理システムの略称で、専門知識がなくてもWebサイトの更新や管理ができるシステムです。

制作現場での使用例

  • 「CMSにはWordPressを使用しましょう」
  • 「CMS化することで、社内でのブログ更新が簡単になります」

メリット

  • HTMLやCSSの知識不要でサイト更新が可能
  • 複数人での管理・更新作業が効率化
  • SEO対策機能が標準搭載されている場合が多い

2. レスポンシブデザイン

意味スマートフォン、タブレット、PCなど、異なる画面サイズに自動で最適化されるWebデザインの手法です。

制作現場での使用例

  • 「レスポンシブ対応で、モバイルファーストでデザインします」
  • 「ブレイクポイントを3つ設定してレスポンシブ化します」

重要性

  • モバイル検索が全体の60%を占める現在、必須の機能
  • Googleの検索順位決定要因にも影響
  • 1つのサイトで全デバイスに対応可能

3. SSL(Secure Sockets Layer)

意味インターネット上でのデータ通信を暗号化する技術で、サイトのセキュリティを向上させます。

制作現場での使用例

  • 「SSL証明書を導入して、https化しましょう」
  • 「常時SSL化で、セキュリティを強化します」

見分け方:URLが「https://」で始まるサイトがSSL対応済み

4. UI/UX

UI(User Interface)ユーザーがサイトを操作する際の画面設計や見た目のデザイン
UX(User Experience)ユーザーがサイトを利用する際の体験全体

制作現場での使用例

  • 「UIはシンプルに、UXを重視した設計にしましょう」
  • 「ユーザビリティテストでUXを改善します」

具体例

  • UI:ボタンの色や配置、フォントサイズなど
  • UX:サイトの読み込み速度、情報の見つけやすさなど

5. SEO(Search Engine Optimization)

意味検索エンジン最適化の略称で、GoogleやYahoo!などの検索結果で上位表示を目指す施策です。

制作現場での使用例

  • 「SEO内部対策を実装します」
  • 「メタタグを最適化してSEO効果を高めます」

効果:適切なSEO対策により、オーガニック検索からの流入が平均で30-50%向上

【応用編】プロジェクト進行で出てくる用語

ワイヤーフレーム

意味Webサイトの設計図のようなもので、ページの構成要素や配置を示した図面です。

制作現場での使用例:「ワイヤーフレームで全体の構成を確認してからデザインに入ります」

デバッグ・テスト

意味サイトの不具合を見つけて修正する作業です。

主な種類

  • クロスブラウザテスト:異なるブラウザでの表示確認
  • ユーザビリティテスト:実際のユーザー目線での使いやすさ確認

アクセス解析

意味Webサイトの訪問者数や行動を分析することです。

主要ツール

  • Google Analytics:無料で利用可能な高機能解析ツール
  • Google Search Console:検索エンジンからの評価を確認

実践ステップ:用語理解を深めるための3つの行動

ステップ1:用語集を作成する

制作会社との打ち合わせで出てきた用語を記録し、その場で意味を確認する習慣をつけましょう。
不明な点は遠慮なく質問することが重要です。

ステップ2:競合サイトを分析する

同業他社のWebサイトを見て、「このサイトはレスポンシブ対応か」「SSL化されているか」などを確認し、用語の理解を深めましょう。

ステップ3:制作会社とのコミュニケーションルールを設定する

専門用語を使う際は必ず説明を求める、資料に用語の説明を併記してもらうなど、円滑なコミュニケーションのためのルールを決めておきましょう。

まとめ:用語理解でWeb制作の成功率を向上させる

Web制作における用語の理解は、プロジェクトの成功に直結します。
今回ご紹介した用語を理解することで、以下のメリットが得られます:

  • 制作会社との認識齟齬を防げる
  • 的確な要望や修正依頼ができる
  • プロジェクトの進行がスムーズになる
  • 最終的により良いWebサイトが完成する

特にWordPressを使用したサイト制作では、これらの用語理解が運用面でも大きな差となって現れます。制作会社選びの際も、用語を丁寧に説明してくれる会社を選ぶことが重要です。

WordPressサイトの制作や運用でお悩みでしたら、linedot design(ラインドットデザイン)にお気軽にご相談ください。
貴社のニーズに合わせた最適なWeb制作プランをご提案いたします。

お問い合わせはこちら:https://linedot-design.com/contact/

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