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Web制作会社に任せるべき業務・内製化すべき業務とは?

2026.08.01(SAT)

導入:Web制作会社選びの落とし穴

新しくWebサイトを制作したり、既存サイトをリニューアルする際、多くの企業はWeb制作会社に一括で業務を依頼します。
確かに初期構築はプロに任せるべき部分も多いですが、実は制作会社に任せきりにするといけない業務も存在します。

実際のところ、制作から納品後の運用段階で「思ったより更新が難しい」「コスト削減ができない」といった課題を抱える企業は少なくありません。
年間100件以上のWordPress制作を手がけてきた経験から、制作会社選びで失敗しないために知っておくべき判断基準をお伝えします。

制作会社に任せきりにしてはいけない業務の全体像

Web制作には様々な工程がありますが、大きく分けると「初期構築」「運用管理」「経営判断」の3つの段階があります。
このうち、企業が内製化すべき業務制作会社に任せるべき業務を明確に区別することが、長期的な成功の鍵になります。

多くの失敗事例では、経営判断に関わる業務や定期的な更新業務を制作会社に丸投げしてしまい、結果として意思決定が遅れたり、運用コストが膨れ上がったりしています。


企業が内製化すべき3つの業務領域

1. コンテンツ企画・ライティング業務

理由:ビジネス判断が最も重要な領域

Webサイトのコンテンツは、企業のビジネス戦略と直結しています。
商品情報の更新、ブログ記事の掲載、キャンペーン情報の発信など、こうした意思決定を伴う業務は企業が主体となって行うべきです。

制作会社がすべてのコンテンツ制作を担当すると、以下のような問題が生じます:

  • 意思決定の遅延:制作会社との打ち合わせが何度も必要になり、市場の機会を逃す
  • コスト増加:簡単な更新でも制作会社に依頼する必要があり、月額費用が増加
  • ブランド表現のズレ:企業の本来のトーン&マナーが反映されない

内製化のメリット

企業がコンテンツを内製管理することで、迅速な対応が可能になります。
例えば、競合が新商品を発表した時、その日のうちに自社サイトで対抗情報を掲載できます。
これはビジネスの競争力に直結する重要な判断です。

2. 定期的なサイト管理・保守業務

理由:継続的なメンテナンスは企業資産の保護

Webサイトは納品後も日々のメンテナンスが必要です。
具体的には:

  • セキュリティアップデートの適用
  • プラグインやテーマの更新
  • バグ修正
  • バックアップ管理
  • 定期的なパフォーマンス監視

制作会社に保守を依頼する場合、「月額3~10万円」(内容によって異なります)という固定費が発生します。
複数の制作会社から見積もりを取ると、実は企業側で内製化した方が圧倒的に低コストであることに気づきます。

具体的な数字

制作会社での保守費用は年間36~120万円(月額3~10万円×12ヶ月)。
一方、WordPress内製化支援を受けて運用体制を整備した場合、初期費用20~50万円で、その後の運用費用は運用費を大幅に抑えられるケースがあります。

3. マーケティング・分析業務

理由:経営判断に直結する重要なデータ

Google Analytics 4(GA4)などのアクセス解析やCRM施策は、経営層の意思決定に直結します。
これを制作会社に任せると、データの解釈が事業視点ではなく技術面が中心の提案になるケースがあるため、本来必要な施策が打たれないリスクがあります。

例えば:

  • ユーザーの離脱ポイント分析 → 営業機会の損失特定
  • コンバージョン率の改善提案 → 売上向上への直結
  • A/Bテストの企画・実施 → マーケティング戦略の推進

こうした業務は、企業のマーケティング部門やマネジメント層が主体となって推進すべきです。



では、Web制作会社には何を任せるべきか?

上記の3つの領域を日常的な更新は内製化し、専門的な保守は制作会社へ依頼すると述べましたが、では制作会社には何を任せるべきでしょうか。

制作会社に任せるべき業務

制作会社の本来の役割は、以下のような専門性が必要な領域です:

1. サイト設計・UXデザイン

ユーザー視点での情報設計、ワイヤーフレーム、デザインカンプ作成など、専門的なスキルが必要な工程。
企業には判断できない領域を提案してもらう価値があります。

2. 技術実装・カスタマイズ

WordPressのテーマカスタマイズ、機能開発、システム連携など、高度な技術が必要な業務。
これは制作会社の得意領域です。

3. 初期構築と納品時のサポート

制作から納品までのプロジェクト管理、QA(品質管理)、納品後の初期運用サポート(1~3ヶ月程度)。
これはプロに任せるべき業務です。

4. セキュリティ診断・最適化

脆弱性診断、SSL導入、サーバー最適化など、専門的なセキュリティ対策。
これは外部の専門家に依頼する価値があります。


賢いWeb制作会社の選び方

では、どのようなWeb制作会社を選べば、上記のような失敗を避けられるのでしょうか。

重要なチェックポイント

1. 納品後の運用を見据えた設計ができるか

制作会社がWordPress運用の効率性まで考慮した設計ができているか、という点が重要です。
複雑すぎるカスタマイズで、企業が更新できない設計になっていないか確認しましょう。

linedot designでは、納品時に「WordPress運用説明書」を作成し、企業の担当者が確実に運用できるようサポート体制を整備しています。

2. 初期サポートが充実しているか

納品から3~6ヶ月の初期段階でいかに企業が自立できるか、というサポート体制が重要です。
定期的なミーティング、操作説明会、Q&A対応などが含まれているか確認しましょう。

3. WordPress専門の技術力があるか

WordPressは日本のCMS市場で高いシェアを占めています。
WordPress専門の制作会社を選ぶことで、WordPress運用に特化したアドバイスが得られます。

例えば、プラグイン選定のアドバイス、パフォーマンス最適化、セキュリティ設定など、WordPress固有の知識が必要な領域で信頼できるパートナーが得られます。

4. 内製化を前提としたビジネスモデルか

重要なのは、制作会社が「納品後の保守だけでなく、企業の自立支援にも力を入れている会社」を最優先としていないか、という点です。

企業の自立を促し、必要に応じて内製化をサポートするというビジネスモデルの制作会社を選びましょう。
長期的には、企業と信頼関係を構築でき、より高度な施策の相談や、大型リニューアルプロジェクトへの発展が期待できます。


実践ステップ:今日からできる3つのアクション

ステップ1:現在のWeb運用を整理する(1~2日)

現在、どの業務をどこに依頼しており、どの業務を企業が行っているのか整理しましょう。
以下の項目をリストアップすることから始まります:

  • コンテンツ更新(ブログ、お知らせなど)
  • 定期的なサイト管理・保守
  • デザイン変更・バナー作成
  • SEO施策の企画・実施
  • アクセス解析・レポート作成

ステップ2:内製化の優先順位をつける(1~2日)

上記で整理した業務の中から、「企業が主体的に行うべき業務」と「制作会社に任せるべき業務」に分類します。
特に、月額費用がかかっている業務から優先的に内製化を検討しましょう。

ステップ3:WordPress内製化を検討する(1週間~)

もし現在のサイトがWordPressで構築されている場合、企業の担当者がWordPress操作をマスターできるサポート体制を整備しましょう。
以下のような支援を受けると、内製化への移行がスムーズです:

  • WordPress基礎研修
  • 定期的なミーティング
  • 操作説明会の実施
  • 保守マニュアルの提供

まとめ:制作会社との関係を見直しましょう

Web制作会社は、企業にとって重要なパートナーです。
しかし、すべてを任せてしまうと、運用コストの膨張や意思決定の遅延につながります。

企業が内製化すべき業務:
1. コンテンツ企画・ライティング
2. 定期的なサイト管理・保守
3. マーケティング・分析

制作会社に任せるべき業務:
1. サイト設計・UXデザイン
2. 技術実装・カスタマイズ
3. 初期構築と納品時のサポート
4. セキュリティ診断・最適化

この区分けを明確にすることで、運用コストを削減しながら、より迅速で柔軟なサイト運営が実現できます。

現在のWeb運用に課題を感じている方は、ぜひこの記事で紹介した「実践ステップ」から始めてみてください。
1~2週間で現状を整理するだけでも、改善への道が見えてくるはずです。


linedot design

WordPressサイトの制作や運用でお悩みでしたら、linedot design(ラインドットデザイン)にお気軽にご相談ください。
貴社のニーズに合わせた最適なWeb制作プランをご提案いたします。

お問い合わせはこちら:https://linedot-design.com/contact/

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