サイト納品後に起こる7つのトラブルと運用保守契約で防ぐ方法

「納品=完成」ではない――制作会社が語る現実
「無事にWebサイトがリリースされた!」と安堵したのもつかの間、予期せぬトラブルに頭を抱えた経験はありませんか?
実は、年間100件以上のWordPressサイトを制作するlinedot designでも、運用保守契約を結んでいないクライアント様から「突然サイトが表示されなくなった」「更新の仕方がわからない」といった緊急連絡をいただくケースが後を絶ちません。
調査すると、多くのトラブルは適切な運用保守体制があれば防げたものばかり。
本記事では、納品後に発生しがちな7つのトラブル事例と、運用保守契約がどのように企業を守るのかを具体的に解説します。
【目次】
- 納品後に起こりがちな7つのトラブル
- 運用保守契約とは?3つの基本サービス
- トラブルを防ぐ運用保守の具体的な効果
- 運用保守契約を選ぶ際の5つのチェックポイント
- まとめ:予防に勝る対策なし
1. 納品後に起こりがちな7つのトラブル
トラブル①:WordPressの更新で突然サイトが真っ白に
「WordPress本体の更新通知が来たので実施したら、サイトが表示されなくなった」
――このトラブルは特に多く、全体の約40%を占めています。
WordPressは定期的にセキュリティアップデートやバグ修正がリリースされますが、使用しているテーマやプラグインとの相性問題で動作しなくなることがあります。
特にカスタマイズしたサイトほど、更新による影響が大きくなりがちです。
トラブル②:プラグインの競合でページが崩れる
WordPressの拡張機能であるプラグイン同士が干渉し、レイアウト崩れや機能停止を引き起こすケースです。
新しくプラグインを追加した際に発生することが多く、原因の特定に時間がかかります。
トラブル③:セキュリティ脆弱性からのハッキング被害
古いバージョンのWordPressやプラグインを使い続けると、既知の脆弱性を突かれてハッキングされるリスクが高まります。
実際、2024年の調査では、WordPress関連のセキュリティインシデントの約70%が更新不備に起因していました。
不正アクセスによる情報漏洩は企業の信頼を大きく損ない、復旧には数十万円のコストと数週間の時間を要することも珍しくありません。
トラブル④:バックアップがなく復旧不能に
サーバートラブルやヒューマンエラーでデータが消失した際、バックアップがないと復旧できません。
「サーバー会社がバックアップしてくれている」と思い込んでいたケースもありますが、サーバー側のバックアップは限定的で、完全な復旧を保証するものではないことが多いのです。
トラブル⑤:問い合わせフォームが機能していなかった
気づかないうちにフォームプラグインが正常に動作しなくなり、数ヶ月間も顧客からの問い合わせを取りこぼしていた――こうした機会損失は売上に直結します。
定期的な動作確認を行っていれば防げたトラブルです。
トラブル⑥:SSL証明書の期限切れで警告表示
SSL証明書(https://で始まる安全な通信を保証するもの)には有効期限があります。
期限切れになると、ブラウザに「このサイトは安全ではありません」という警告が表示され、訪問者は大きな不安を感じます。
自動更新設定がされていない場合、気づかず放置してしまうことがあります。
トラブル⑦:更新作業の内製化に失敗
「コスト削減のため自社で更新できるようにしたい」と考える企業は多いものの、実際には操作方法がわからず、制作会社に都度依頼するという本末転倒な状況に陥るケースが見られます。
専門知識なしで更新できるはずのWordPressでも、適切な運用説明や継続的なサポートがなければ活用できないのです。
2. 運用保守契約とは?3つの基本サービス
運用保守契約は、Webサイトを安全・快適に運用し続けるための包括的なサポート契約です。
主に以下の3つのサービスで構成されています。
①定期的な更新・メンテナンス
WordPress本体・テーマ・プラグインの更新作業を専門スタッフが代行します。
更新前に検証環境でテストを行い、本番環境への影響を最小限に抑えます。
一般的な頻度:月1〜2回
②セキュリティ対策・脆弱性チェック
最新の脆弱性情報を監視し、必要に応じて緊急対応を実施。
不正アクセスやマルウェア感染を未然に防ぎます。
具体的な対策例:
- ファイアウォール設定
- 不正ログイン防止
- マルウェアスキャン
- 脆弱性診断
③バックアップ・復旧サポート
定期的な自動バックアップに加え、トラブル発生時の迅速な復旧作業を提供します。
バックアップ頻度の目安:
- 日次:更新頻度の高いサイト
- 週次:一般的なコーポレートサイト
- 月次:静的なブランドサイト

3. トラブルを防ぐ運用保守の具体的な効果
効果①:ダウンタイムを95%以上削減
運用保守契約により、トラブルの早期発見・予防が可能になります。
linedot designの実績では、運用保守契約を結んでいるクライアント様のサイトダウン発生率は、契約なしの場合と比較して95%以上低減しています。
万が一トラブルが発生しても、平均対応時間は2時間以内。
ビジネス機会の損失を最小限に抑えます。
効果②:年間コストを約40%削減
「運用保守契約は高い」と感じる方もいますが、実はコスト削減につながります。
比較例:中規模コーポレートサイトの年間コスト
| 項目 | 運用保守なし | 運用保守あり |
|---|---|---|
| 緊急対応(3回/年) | 45万円 | 0円(契約内対応) |
| 定期更新(都度依頼) | 24万円 | 0円(契約内対応) |
| セキュリティ対策 | 18万円 | 0円(契約内対応) |
| 運用保守契約料 | 0円 | 30万円/年 |
| 年間合計 | 87万円 | 30万円 |
都度依頼では作業ごとに費用が発生しますが、運用保守契約なら月額定額で包括的にカバーできるため、結果的に40〜60%のコスト削減が実現できます。
効果③:安心して本業に集中できる
「サイトは大丈夫だろうか」という不安から解放され、コア業務に集中できます。週次・月次のレポートで稼働状況を把握でき、経営層への報告も簡単です。
特にWeb担当者が不在の企業や、兼任者が多い中小企業にとって、精神的な負担軽減は大きなメリットです。
4. 運用保守契約を選ぶ際の5つのチェックポイント
ポイント①:対応範囲の明確さ
契約内で対応できる作業と、追加費用が発生する作業の線引きが明確かを確認しましょう。
確認すべき項目:
- 月何回まで更新作業が可能か
- 緊急対応は24時間365日か、平日営業時間のみか
- 軽微なコンテンツ修正も含まれるか
- 大規模な改修は別見積もりか
ポイント②:WordPress専門性の高さ
WordPressに特化した制作会社は、トラブルシューティングのノウハウが豊富です。
linedot designのように年間100件以上のWordPress制作実績があれば、多様なケースに対応できる技術力が期待できます。
ポイント③:コミュニケーションの密度
月次レポートだけでなく、定期的な打ち合わせや相談機会があるかも重要です。
linedot designでは週一回の定例ミーティングを実施し、サイト運用の課題や改善提案を共有しています。
ポイント④:内製化支援の有無
将来的に自社での更新を考えている場合、操作説明会やマニュアル提供など、内製化を支援してくれるかも確認しましょう。
linedot designでは納品時に以下を提供:
- カスタマイズされた「WordPress運用説明書」
- オンライン操作説明会(1〜2時間)
- 運用開始後の質問対応期間(1〜3ヶ月)
ポイント⑤:柔軟なプラン変更
ビジネスの成長に合わせて、契約プランを柔軟に変更できるかも大切です。
最初はライトプランで始めて、サイトの重要度が高まったらフルサポートプランに切り替えられる仕組みが理想的です。
5. まとめ:予防に勝る対策なし
Webサイトのトラブルは、発生してからの対処では遅すぎます。
運用保守契約は「転ばぬ先の杖」であり、ビジネスを守る保険のような存在です。
本記事のポイント整理:
✓ 納品後のトラブルの多くは予防可能
✓ 運用保守契約で年間コストを40%削減できる
✓ ダウンタイム削減により機会損失を防ぐ
✓ WordPress専門性の高い制作会社を選ぶ
✓ 内製化支援で将来的な自立も可能
linedot designでは、単なる保守作業にとどまらず、サイトの価値を最大化する「伴走型サポート」を提供しています。
週一回の定例ミーティングでは、アクセス解析に基づく改善提案や、最新のWebトレンド情報も共有。お客様のビジネス成長に貢献するパートナーとして寄り添います。

次のアクション:まずは現状診断から
「うちのサイトは大丈夫かな?」と少しでも不安を感じたら、まずは無料の現状診断をおすすめします。
linedot designでは、以下の項目を無料でチェックいたします:
- WordPressバージョンとプラグインの脆弱性診断
- バックアップ体制の確認
- 表示速度とSEOの基本診断
- セキュリティ設定の評価
診断結果をもとに、貴社に最適な運用保守プランをご提案いたします。
WordPressサイトの制作や運用でお悩みでしたら、linedot design(ラインドットデザイン)にお気軽にご相談ください。
貴社のニーズに合わせた最適なWeb制作プランをご提案いたします。
お問い合わせはこちら: https://linedot-design.com/contact/