コーディングとは何か?プログラミングとの違いを解説!

2024.08.16(FRI)

近年、IT技術の進化に伴い、プログラミングやコーディングという言葉を耳にする機会が増えました。
しかし、これらの言葉が何を意味し、どのように異なるのか、正確に理解している人は意外と少ないかもしれません。
本記事では、コーディングとは何か、そしてプログラミングとの違いについて詳しく解説します。
また、コーディングを学びたいと思っている方や、すでに取り組んでいる方に向けて、上達するためのポイントも紹介します。

コーディングとは何か?

コーディングとは、プログラミング言語を使ってプログラムを記述することを指します。
プログラムは、コンピューターに特定の指示を与えるための一連の命令であり、その命令が書かれているテキストを「ソースコード」と呼びます。
このソースコードを実際に記述する作業が、コーディングです。

たとえば、Webサイトやアプリケーションの作成時に、どのような動作をさせるかを決定し、その動作を実現するために具体的なプログラムを書くことがコーディングのプロセスです。

プログラミングとの違い

一方、プログラミングとは、プログラムを開発する全体のプロセスを指します。
プログラミングには、コーディング以外にも、設計、テスト、不具合修正などの作業が含まれます。

  1. 設計:プログラムにどのような機能を持たせるか、どのプログラミング言語を使うかを事前に決める作業です。
  2. コーディング:設計に基づいて、プログラムを実際に書く作業です。
  3. テスト:書いたプログラムが設計通りに動作するかを確認し、動作しない場合は原因を特定して修正します。
  4. 不具合修正:テスト中に発見された不具合を修正し、プログラムを完成させます。

料理に例えると、まず何を作るかを考える「設計」、材料を切ったり焼いたりする「コーディング」、そして味見をして問題があれば手直しする「テスト・不具合修正」という流れになります。
このように、コーディングはプログラミング全体の一部分であり、非常に重要な役割を果たしていることがわかります。

初心者におすすめのプログラミング言語

これからコーディングを始める方には、Web制作におけるフロントエンド言語であるHTMLCSSJavaScriptをおすすめします。
これらの言語は、Webサイトのインターフェースを開発する際に使用されます。
インターフェースとは、コンピューターと人間との接点であり、普段目に見えて操作できる部分を指します。

HTMLはWebページの構造を記述するための言語、CSSはそのデザインを整えるための言語、JavaScriptはWebページに動的な動きを加えるための言語です。
これらの言語は記述するとすぐに画面に反映されるため、コーディングを学ぶ上で非常に楽しいと感じられるでしょう。

コーディング規約とは?

コーディングを行う際には、コーディング規約というものを守ることが推奨されます。
コーディング規約とは、プログラムを書く上で事前に決めておくルールのことです。
これは、同じ動作を実現するための異なる書き方が複数存在するため、コードの統一性を保つために必要です。

たとえば、「サーバー」と「サーバ」、「コンピューター」と「コンピュータ」といった表記揺れを統一することで、コードが読みやすくなります。
コーディング規約を守ることで、他の開発者がコードを理解しやすくなるだけでなく、将来的に自身がコードを見返す際にも役立ちます。

コーディング上達のポイント

コーディングを上達させるためには、以下の2つのポイントが重要です。

  1. 良いコードを理解する
  2. 良いデザインのサイトを写経する

良いコードを理解する

良いコードとは、他人が読んでも理解しやすいコードです。
このようなコードを書くためには、まず他人のコードを読むことが必要です。
特に、経験豊富なエンジニアのコードを参考にすることで、どのように書けば読みやすく、理解しやすいコードになるのかを学べます。

未経験者であれば、勉強会やプログラミングスクールに参加し、他の学習者や講師のコードを見せてもらうと良いでしょう。
また、SNSを活用してエンジニアとつながり、コードのチェックを依頼するのも一つの方法です。

良いデザインのサイトを写経する

「写経」とは、見て書き写すことを指します。
Webブラウザの機能を使って、良いデザインのWebサイトのコードを確認し、それを自分で書き写してみましょう。
この際、単にコピーアンドペーストをするのではなく、コードの意味を理解しながら書き写すことが重要です。

一通り写経ができたら、自分なりにアレンジを加えることで、さらにスキルアップが期待できます。
良いコードを理解し、良いデザインのサイトを写経することが、コーディングスキルを磨く鍵となります。

まとめ

コーディングとは、プログラミング言語を使ってプログラムを書く作業であり、プログラミング全体のプロセスの一部です。
初心者におすすめのプログラミング言語としては、HTML、CSS、JavaScriptが挙げられます。
また、コーディング規約を守ることで、コードの統一性を保ち、他の開発者や自身が理解しやすいコードを書くことができます。

コーディングを上達させるためには、良いコードを理解し、良いデザインのサイトを写経することが重要です。
これらのポイントを押さえ、実際に手を動かしてコーディングを続けることで、スキルを向上させていきましょう。

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