WordPress管理画面カスタマイズ事例「A社の業務効率化で更新作業時間を70%削減」

2025.04.08(TUE)

こんにちは。
Web制作会社「linedot design(ラインドットデザイン)」です。
毎日のように行うWordPressの更新作業、思ったより時間がかかって困っていませんか?

実は多くの企業担当者様から
「WordPress管理画面が複雑で使いにくい」
「更新作業に時間がかかりすぎる」
というお悩みをよく耳にします。
今回は、そんな課題を抱えていたA社様のWordPress管理画面カスタマイズ事例をご紹介します。

この記事では、A社様の更新作業時間を70%削減した具体的な施策と、あなたの企業でもすぐに役立つ改善のポイントをご紹介します。

目次

  1. A社様が抱えていた課題
  2. WordPress管理画面カスタマイズのポイント
  3. カスタマイズによって得られた効果
  4. あなたの会社でも実践できる改善ステップ
  5. まとめ:専門家に相談するメリット

A社様が抱えていた課題

A社様は従業員100名規模の製造業で、月に2〜3回のペースで自社サイトの更新を行っていました。
しかし以下のような課題を抱えていました:

  • WordPressの標準管理画面が複雑で、更新担当者が操作に迷う
  • 画像のアップロードやリサイズに時間がかかる
  • 更新作業1回あたり平均90分もの時間を要していた
  • 複数人での更新作業時に、フォーマットが統一されない

特に問題だったのは、「専門知識を持たない担当者でも簡単に操作できる画面」と「ブランドイメージを損なわない質の高いコンテンツ制作」という相反する要素の両立でした。

WordPress管理画面カスタマイズのポイント

linedot designでは、A社様の課題を解決するために以下の3つのポイントに焦点を当てたカスタマイズを行いました。

1. 直感的な管理画面レイアウトへの変更

まず、A社様の更新頻度が高いコンテンツを分析し、管理画面のダッシュボードを完全リニューアル。
使用頻度の高い機能だけをシンプルに配置し、直感的に操作できるようにしました。

具体的には:

  • よく使う機能のみを表示するカスタムダッシュボード作成
  • 役割に応じた権限設定(一般ユーザーには必要な機能のみ表示)
  • 各メニューの日本語表記の最適化

2. コンテンツ入力フォームの最適化

次に、コンテンツ入力時の手間を大幅に削減するカスタムフィールドを設計しました。

  • テンプレート化された入力フォーム(定型文や必須項目を自動表示)
  • ドラッグ&ドロップで完結する画像アップロード機能
  • 画像の自動リサイズ&最適化機能の実装
  • 入力項目のエラーチェック機能

3. 業務フローに特化した機能追加

さらに、A社様特有の業務フローに合わせた機能を追加しました。

  • 承認フロー機能(下書き→承認待ち→公開の流れを可視化)
  • 更新履歴の詳細記録とアラート通知
  • CSV一括登録機能(商品情報などを効率的に更新)
  • アクセス解析結果の簡易表示機能

カスタマイズによって得られた効果

カスタマイズ実施後、A社様からは以下のような効果が報告されました:

項目導入前導入後改善率
更新作業時間平均90分回平均27分回70%削減
操作ミス発生率月平均5件月平均0.5件90%削減
担当者の満足度3.2/10点8.7/10点172%向上
コンテンツ更新頻度月2〜3回週2回程度約3倍に増加

特に大きな効果があったのは、「更新作業に関わる担当者が3名から8名に増加」した点です。
管理画面が使いやすくなったことで、専門知識のない部署の方々も気軽に情報発信できるようになり、サイト全体の情報鮮度が大幅に向上しました。

A社広報担当者様のコメント:

「以前は更新作業が苦痛でしたが、今では誰でも短時間で更新できるようになりました。管理画面を開くのが楽しみになるほど使いやすいです」

あなたの会社でも実践できる改善ステップ

ここからは、プロに依頼せずとも自社でできる簡単な改善ステップをご紹介します。

Step 1: 現状の問題点を洗い出す

まずは、現在のWordPress更新作業の流れを書き出し、どの部分に時間がかかっているのかを明確にしましょう。

Step 2: 管理者メニューをシンプル化する

「Adminimize」などのプラグインを使えば、必要のないメニュー項目を非表示にできます。

Step 3: よく使うブロックをお気に入り登録

Gutenbergエディタでは、頻繁に使用するブロックを「お気に入り」として上部に固定できます。

Step 4: カスタムフィールドの活用を検討

「Advanced Custom Fields」などのプラグインを使えば、入力フォームを自社の業務に合わせて最適化できます。

まとめ:専門家に相談するメリット

自社でできる対策にも限界があります。
特に以下のようなケースでは、WordPress専門の制作会社への相談をおすすめします:

  • 複数部署での更新体制を構築したい
  • ブランドイメージを損なわない入力ルールを設定したい
  • 承認フローなど独自の業務プロセスに合わせたカスタマイズが必要
  • セキュリティを確保しながら使いやすさを両立させたい

linedot designでは、年間100件以上のWordPress制作・カスタマイズ実績を活かし、「洗練されたデザイン」と「専門知識不要の簡単更新」を高次元で両立させたサイト構築を得意としています。

また、納品時には独自の「WordPress運用説明書」と「操作説明会」を実施し、スタッフ全員が安心して運用できる環境づくりをサポートしています。

御社のWordPress運用でお悩みがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

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